看護師として復職したけど仕事が辛い!
看護師として復職したにも関わらずに仕事が辛いと悩んでおられる人が少なくありません。
特にブランクがあって看護師として復職した人は、自分の思い描いていた仕事とかけ離れていることが原因となって、辛く感じる人がおられます。
でも復職したのがまだ最近の話で、働きだしてからそれほど期間が経っていないという人であれば、
と考えている人もおられるでしょう。
このような状況になってしまうと、「辞めたい!」という気持ちと、「辞めてはいけない!」という気持ちが両方出てきて、自分自身が冷静になって考えることができずに、どんどん悩みが大きくなってしまい、やる気や仕事に対する意欲がなくなってしまいます。
そのような状況になると復職した自分自身を責めてしまう人もおられます。これはいいことではありません。
いまどのような状況で、どのようにすればいいのかお伝えしていきたいと思います。ぜひ参考にして頂きたいと思います。
看護師が仕事で辛いと感じている時にはどうすれば良いか
恭子
看護師として働いている人の中で「辛い」と感じておられる方は、実はたくさんおられます。復職したみなさんだけではありません。かなり多くの人がおられるということを理解しておきましょう。
多くの看護師はその辛い状況の中でも働いておられます。しかしみんなが無理して我慢して働き続けているわけではありません。
もちろん頑張らないといけない場面はありますし、我慢をしなければならない時もあるでしょう。しかし辛くても頑張ることができる人は、自分が頑張ることができるように工夫して働いておられます。
「看護師の仕事が辛い!」と感じた時に、すぐに退職を決断したり、諦めて働こうと悲観的になる前に、ぜひ行ってほしいことがあります。
信頼できる人に相談する
まずは自分自身の気持ちすべて話ができる、自分にとって信頼できる人に打ち明けてみることです。
気持ちを整理する必要はありません。いま自分自身が思っている「辛い!」って感情をそのまま話ができる人に聞いてもらいましょう。
同じ職場の人であれば、話は良く分かってもらえるし、早いと思いますが、別に職場の人ではなく、信頼できる友人や家族でもいいでしょう。
信頼できる人に相談することで、いま自分の置かれた状況がどのような状況なのか客観的に判断することができます。
するといますぐ辞めた方がいいブラックな病院なのか、自分自身のわがままだからまずは自分を改める方がいいのか、など整理して判断することができます。
看護師が辛いと思う悩みランキング
恭子
看護師として働くのが辛いという内容を整理していくと、おおむね次の4つの内容であることが分かっています。これは、日本看護協会が調査した看護師の退職理由からも明らかになっています。見ていきましょう。
1、人間関係が耐えられない
看護師の退職理由の中でもかなり上位に入る理由がこの「人間関係」によるものです。
看護師は一部の仕事を除いて、チームになって進めることが多い仕事です。するとやはり「職員との性格の不一致」「いじめやパワハラ」などが問題となってくることが多くあります。
特に、無視されたり、陰口をたたかれたり、悪口を言われたりということが続けば、それだけで仕事の意欲はなくなりますよね。上司から、必要以上に怒られたりといったパワハラが起きると、もう明日から仕事に行く事も嫌になると思います。
2、忙しすぎる
看護師の業務量はとても多いです。特に病院によっては職員不足も重なると、足りない分の職員まで自分たちが補わないといけませんから、休憩を取ることすらできないくらいに忙しいということもあるのです。
職員不足ということであれば、すぐさま職員を補充してもらわないといけませんが、あまりに職員不足の状況が続くのならば、その病院に対して不信感を募らせてしまい、ついには退職理由となってしまうのです。
3、心身の負担が大きい
看護師の仕事は、精神的にも肉体的のも負担の大きい仕事です。
看護師の仕事はミスをすることが許されません。ミスをすることが患者の命を奪ってしまうことにもつながるからですよね。
そのために病院では小さいミスをなくしていこうとします。小さいミスをなくすことで大きいミスをなくしていこうとするものですが、この小さいミスを重ねて上司や先輩に怒られ続けていると、自信をなくしてしまうことになってしまいます。
また夜勤を含めた交代勤務をしている人であれば、生活リズムを崩しぎみになります。そもそも夜は眠るものですが、夜間に働くだけでも相当なストレスとなってしまいます。
生活リズムを崩して、自律神経失調症となってしまったり、うつ病になってしまう人もおられますから、そもそも心身に負担が大きいと理解しておく必要があります。
4、ほかの病院や施設で働きたい
看護師として働き始めたけれども、自分に合わない仕事だったという人もおられるかもしれません。
と後悔する人も少なくありません。
またスキルを高めるために違う病院や施設で働きたいという人もおられるでしょう。
特に現在働いているところが自分の希望していたものと違う時には強く思ってしまいます。
辞めた方がいい?続けた方がいい?
恭子
看護師の仕事をしていて「とても辛い!」と思っている人は、辞めた方がいいのか、続けた方がいいのか、どのように判断していけばいいのでしょうか。
冒頭にもお伝えしましたが、まずはその思いを吐き出すことのできる相談相手を見つけることが先決です。信頼できる人に相談することで、自分が思っていなかった解決方法が生まれる可能性もあります。
信頼できる人というのは、自分の周りにいる人だけではなく、このような人もおられます。
医者に相談する
もしも看護師の仕事が辛すぎて、身体が疲れて過ぎている、肩こりが酷い、頭痛がする、手足が冷える、手足がしびれる、夜眠れない、夜途中で起きてしまう、便秘や下痢をするようになった、など以前とは違う症状が出ているとしたら、まずは内科でもいいですから、診察を受けるようにすれば良いでしょう。
信頼できる先生がおられるのでしたら、その病院が確かです。
その時に、看護師の仕事の辛い部分についてお話することも良いでしょう。きっと分かってもらえ、適切にアドバイスをしてもらえると思います。
症状が酷い場合などでは、医師から休職などの必要性について話があるかもしれません。そのような状況であれば、その意見を受け入れて、休職や離職を行うようにしましょう。
看護師転職サイトに相談する
看護師転職サイトでは、登録を行うとコンサルタントと面談し、転職の相談やアドバイスを受けることができます。
看護師転職サイトは、転職のために登録するエージェントになりますが、最終的な判断は転職のプロの意見を聞いてからでもいいのではないかと思います。
実際、退職すべきなのか、転職すべきなのか、仕事を続けるべきなのかということは、答えのないものになります。とても判断することが難しいのです。
しかしこの看護師転職サイトのコンサルタントは、病院やクリニックなどのことをよく知っていますし、自分自身の状況がいままで相談を受けてきた中でどのような状況なのかを客観的に判断することができます。
もしも続けるに値しないという病院やクリニックなどであれば、迷わずに退職や転職をすればいいでしょうし、自分自身の問題ということであれば気持ちを切り替えるか、転職してリセットすることもいいと思います。
看護師転職サイトへの登録は無料ですし、相談や仕事の紹介などすべてサービスは無料です。
看護師の悩みをたくさん聞いてきたコンサルタントですので、より的確なアドバイスをしてもらえます。転職すべきなのか、続けた方がいいのか、判断のサポートを適切にしてもらえるでしょう。
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